第八章单元测试
- 1、________遠くないので、自転車で行きましょう。 ( )
- また何かの________にでもお会いしましょう。 ( )
- 子どもはそんな________をするものではない。 ( )
- 教科書を開いてはいる________、何も頭に入ってこない。 ( )
- 田中さんが買い物に付き合って________、助かった。 ( )
- つまらない映画を見る________、部屋で寝ていたほうがましだ。 ( )
時計の文字盤から
織田一朗
見慣れたはずの時計でも、よく見ると不思議なことがたくさんある。たとえば、時計の文字盤は12時から始まっているのはなぜか。結論から先にいうと、時計が考案された(紀元前3000〜4000年)のが、人類がゼロを発見する(8〜9世紀)よりも先だったからといわれている。
しかし、数字の連続性からいえば、12時59分の次に1時が来るのはおかしいので、文字盤の頂点は「ゼロ」にすべきだとする考え方もある。日本では混同を避けるため、新聞やテレビ、そして日本時計学会のデジタル時計の表示などでは0時表記を優先させているものの、時計の文字盤そのものを0にしようという動きにはなっていない。
(中略)
また、文字盤のローマ数字はIVでなく、IIIIが使われる。これはフランスのシャルル5世紀が建設中の時計を見て、「文字盤のIVはVからIを引くことになり縁起が悪いのでIIIIにせよ」と指示を出したのが後世に引き継がれ、とのエピソードがある。IIIIは正式なローマ数字には見当たらないもので、時計の文字盤だけに用いられる。
右回りにしろ、12時から始まるにしろ、ローマ数字の表記のしかたにしろ、世界中の時計に徹底されているのが興味深い。
時計はたんに時刻がわかればよい、とする計測機器ではない。見やすさと美しさが兼ね備わっていなければならない。12を0に変えない理由、 をIVにしない理由、それらは時計職人たちの怠慢の結果ではなく、時計としての完成度を維持するために受け継がれている大切な要素なのではないだろうか。
(『時計の針はなぜ右回りなのか』 草思社)
注釈
1.シャルル5世:フランスの歴史上の人物で賢君と称せられた王(1337~1380)。
2.完成度:完成された度合い、出来映え。
A:たいへん
B:よほど
C:あまり
D:あまりに
答案:あまり
A:おり
B:ところ
C:こと
D:じき
A:わけ
B:ところ
C:ふう
D:まね
A:ものに
B:ものの
C:ものは
D:もので
A:くれて
B:やって
C:もらって
D:いただいて
A:ほど
B:のは
C:ぐらい
D:より